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マンションの売却価格が上がっているって本当?

公開日:2020/03/01  最終更新日:2020/03/11

最近、東京など大都市圏で住まい探ししている人の中には多額の住宅ローン借入を避けるため中古住宅を求める人が増えています。また、生活しづらくなったシニア層の大都市圏へ引越す傾向が出ています。ここではマンション売却価格が上がっている理由などについて見ていきます。

新築物件から中古物件へ関心が移行する住宅市場

東京など、首都圏で新築分譲マンションの価格が一段と高くなり、購入するには住宅ローン借入を以前の予想より増やさなければならなくなりました。新築物件を購入するとローン返済負担が重すぎて、定年前後までにローンを完済できるか、不安感が募るほどです。

このため、住宅を購入する人はできるだけ少ないローン借入でしのごうとする意識が強くなっているということがいえます。こうした意識の変化により一昔前と比べて住宅市場で中古物件への関心が高まってきたと考えられます。このため、中古マンション相場が以前より高くなっていることは確かです。

ただし、築10年~20年程度の中古物件の売却相場が新築物件と比べて大幅に安くなっている点に魅力があるとみるようです。マンションの寿命はメンテナンス次第とはいえ一般的に60~70年以上といわれています。このため、日常生活の利便性に支障がなく、周辺の生活環境に納得できる中古物件であれば購入しても十分住み続けられると考えられているわけです。

バブル崩壊後の“失われた20年”以後、不透明な景気動向が続いているので、ものを長く使おうとする世の中の風潮も中古別件への関心の高まりに拍車をかけているようです。

低成長が続く経済を反映して中古物件に集まる人気

このため、日常生活の利便性に支障がなく、周辺の生活環境に納得できる中古物件であれば購入しても十分住み続けられると考えられているわけです。バブル崩壊後の“失われた20年”以後、不透明な景気動向が続いているので、ものを長く使おうとする世の中の風潮も中古別件への関心の高まりに拍車をかけているようです。

従って、こうした社会状況を考えれば最近、国内で中古物件の流通市場に関心の高まってきたことは当然だと考えられます。住まい探ししている人の中には、中古物件を購入後、家族のライフスタイルや希望に応じたリフォームをしてから入居する人が増えています。

このように多額のローン返済をしないで済む新築同然の中古物件を安く手に入れる方に関心が高まっているわけです。住まい探しに対する消費者のこうした意識変化を見て、建築工事業者は中古の売り物件が流通市場に出ると一般客より前に物件を買い取ってしまうようです。

手を出しがたくなった新築マンションの高値推移

その後にリフォームやリノベーションして改めて流通市場で売却するわけです。この場合、建築工事業者が売主物件として直接販売するので仲介手数料なしですから購入しやすいといえます。しかも、このように改築工事後に売り出しても最初の流通市場に出た際の売り出し価格より改築費用分が数百万円高くなっている程度です。

従って、元々の中古マンションより価格が上がっていても目立たないということでしょう。新築分譲マンションと比べれば消費者が手を出しやすいことに変りないわけです。こうして、住まい探しする人にとって室内が新築同然になった中古物件が新築物件より大幅に安く入手できるところに中古マンション人気の秘密があるのです。

やはり、東京など、大都市圏で新築分譲マンションが余りにも高くなってしまい、手を出しづらくなったことが背景にあるといえます。住宅ローン借入額を大幅に少なくできればローン返済期間中の家計負担感が大幅に軽くなることは返済シミュレーションですぐに分かるわけです。

 

中古住宅市場で築10年~20年程度の中古物件の売れ行きが好調のようです。部屋内が新築同然にリフォームやリノベーションされて新築マンションより大幅に安い価格で売られる物件の人気があり、期待感が高まっているからです。もちろん、新築物件より大幅に安くなっていますが、元々の中古物件より高値になっていることは留意点です。

しかしながら、東京オリンピック開催決定以後、東京など、首都圏で新築分譲マンションが余りにも高くなってしまいました。平均でも7千万円台になるほど高くなるとローン返済負担が重くなり過ぎて手を出しづらくなったことが中古物件人気の背景にあるようです。

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