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マンションを買い替えるときの流れとは?押さえておきたいポイント

公開日:2022/09/01  最終更新日:2022/09/05


ライフスタイルの変化や家族構成の変化などに伴い、マンションの買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか。しかしマンションの買い替えは売却と購入のタイミング、さらにはお金のやりくりも考えなければならず、不安を感じる方も多いでしょう。そこで本記事では、マンションを買い替えるときの流れについて解説します。

現在の住まいを売却した資金を使用して新居を購入する場合

まず、マンションの買い替えは2つの流れがあります。

1つ目は先に現在の住まいを売却してから新たな物件を購入する方法です。

2つ目は先に入居先の物件を購入してから現在の住まいを売却する方法があります。

ここでは、1つ目の現在の物件を先に売却する時のポイントを詳しく解説します。まず、物件を売るタイミングと、新たに物件を購入するタイミングをきちんとシミュレーションし、スケジュール調整を行ったうえで手続きをするのがポイントです。たとえば売却したら通常はすぐに退去しなければなりませんが、引っ越し期間を設けるために引っ越し猶予を買主にお願いできます。引っ越し猶予は1週間~10日が一般的で、この期間中に引っ越しを行います。

反対に、購入した物件も引っ越し猶予が設けられることがあるため、購入してもすぐに入居できない点に注意しなければなりません。このようにお金のやり取りをする決済日と、実際の入居日・引き渡し日を調整するのがポイントです。なお、先に物件を売却するのに適しているのは、売却して得たお金で住宅ローンを完済でき、なおかつ売却資金がないと新たな物件を購入できない人です。

先に新居を購入して住まいのマンションを売却する場合

先に入居先の物件を購入してから、現在住んでいる物件を売却する場合、決済時期に縛られずに物件の購入や売却を進められるのが大きな特徴です。すでに新たな物件を購入し、現状の住まいを残したまま引っ越しできるため、引っ越し猶予を設けてもらう必要ありません。ただし、新たに購入する物件と現状の住まいの両方で住宅ローンを組む場合、一時的に二重ローンとなります。買い手が見つかるまで二重ローンの期間が続くため、金銭的負担が大きくなるでしょう。

先に物件を購入する方法を採用する場合、現状の住まいを売って得たお金を利用せずに新居を購入できる、なおかつ現状の住宅ローンの残債以上の金額で売却できる方におすすめです。お金に余裕があり、期間に縛られずゆっくり新居を探したい人が先に物件の購入を進めましょう。

自宅を売却しても住宅ローンが返済しきれない場合

マンションは戸建てより価値が下がりにくいとはいえ、築年数が経過するごとに価値が落ちてしまいます。場合によっては、マンションを売却して得たお金を使っても住宅ローンを完済できないケースもあるでしょう。その場合、不足分を自己資金でまかなえれば問題ありませんが、自己資金でもまかなえないこともあります。

そこで買い替えを辞めるまたは住み替えローンを利用するという二つの選択肢があります。住み替えローンとは、新居の住宅ローンに現状の住まいの残債を組み込んだ金額で融資を受けることです。ただし、購入物件の価値以上の融資を受けること、ローンの審査が厳しいことなどが注意点です。また、たとえ住み替えローンの審査に通ったとしても、無理のない返済プランかどうか慎重に考えましょう。

まとめ

マンションの買い替えはどのような流れで進めていくかをきちんと検討しなければなりません。ライフスタイルや家族構成の変化に伴い買い替えをするのはいいことですが、お金のやりくりを理解していなければ後悔することになるでしょう。また、買い替えの際はサポートしてくれる不動産会社の存在も重要です。複数社に相談し、信頼できるところに依頼するのがおすすめです。

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