【東京】区分投資マンション・ワンルームマンション等の収益物件の売却投資相談におすすめの会社を比較ランキングでご紹介!

今さら聞けない!区分・投資用マンションって何?不動産の基本を解説

公開日:2022/05/01  最終更新日:2022/04/22


将来、子どもの学費に必要なお金や老後に必要なお金のために投資を検討する方が増加しています。投資にはさまざまな種類があり、不動産投資という方法が挙げられます。そして、不動産投資には投資用マンションを購入するというのが選択肢の一つです。そこで本記事では、投資用マンションの仕組みやリスクについて解説します。

そもそも区分・投資用マンションとは

近年では、老後2,000万円問題という言葉をよく耳にするようになった方も多いのではないでしょうか。そもそも老後2,000万円問題とは、60歳の定年後に年金などで得る収入に対し、毎月かかる支出から算出した不足額の合計のことを指します。

たとえば、高齢夫婦で無職の世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみ)の場合、年金などの収入は平均21万円に対し、支出金額は平均26万円というデータがあります。つまり、毎月5万円程度は貯金から費用を捻出して生活している家庭があるという計算になるのです。そして、赤字の状態が30年間続くと仮定すると、1,800万円足りないという試算になります。

そのため、支出金額を改善することなく、貯蓄を使う生活を続ける場合は約2,000万円、余裕のある生活を送るためには約3,000万円の資産や貯金が必要となり、老後2,000万円問題が話題となっているのです。また、老後だけでなく、将来の子どもの学費や住宅の購入費用を工面できないことに悩んでいる方も多いでしょう。

そこで、近年では、投資によって資産を増やすことを検討する方が増加しています。

投資には株式の購入や投資信託などの方法がありますが、不動産投資にあたる投資用マンションの購入も選択肢の一つです。投資用マンションとは、購入した物件を第三者に貸すことによって収入を得るというものです。また、投資用マンションの中には、部屋単位で購入できる区分マンションと、一棟すべてを購入する一棟マンションの二パターンが存在します。

しかし、一棟マンションを購入するためには莫大なお金がかかるため、個人で投資用マンションを運用する場合は区分単位で購入することがほとんどでしょう。そして、購入時には一時的に高額な出費となりますが、入居する方が安定して確保できれば長期的に収入が安定し、最終的には投資費用を超えるリターンが期待できるのです。

区分・投資用マンションのメリット

投資を目的としてマンションを購入することは、入居者が安定すれば毎月家賃収入を得ることができる点が最大のメリットです。また、区分単位で購入する場合、ローンを組めば初期投資に大きな費用がかかる心配も少なく、賃料をローン返済額に上乗せして運営すればよいのです。

また、定年までにローンの返済が終わっていれば、老後は年金支給額と家賃収入を満額利用できるため、生活に安定感がでるでしょう。さらに、ローンを組む場合は団信と呼ばれる、団体信用生命保険に加入することとなります。保険に加入することで、もし契約者が返済期間中に亡くなってしまっても、残された遺族がローンの返済を負担する必要がありません。

区分・投資用マンションのリスク

メリットの多い投資方法であるマンション投資ですが、注意点も存在します。

まず、空き部屋が発生するケースがある点には注意しておくようにしましょう。入居者がいなければ家賃収入はなくなってしまいます。そして、ローンを組んで購入している場合は、家賃収入がなければ毎月出費だけが発生してしまい、生活が苦しくなることが想定されます。

そこで、マンションのエリアや賃料、生活感の維持に注力し、入居者が集まるマンションにすることが重要です。さらに、周辺に物件が増えたり、築年数が経過するにつれて家賃を下げなければならなかったりする場合もあります。

家賃の下落によって収入が減る可能性もあるため、事前にシュミレーションしておくことをおすすめします。その他、金利の変動や物件の管理会社の倒産、災害で価値が下落するリスクもあるでしょう。

 

資産形成の手段の一つとしてマンション投資が注目されています。マンション投資には、高額な費用をかけて一棟すべてを購入する方法と、比較的少額な費用で区分ごとに物件を購入する方法があります。個人でマンション投資を始める場合は区分での購入が多いでしょう。そして、マンション投資にはいい点もあればリスクもあります。そこで、失敗して後悔しないよう慎重に検討して進めることが大切です。

サイト内検索
記事一覧