【東京】区分投資マンション・ワンルームマンション等の収益物件の売却投資相談におすすめの会社を比較ランキングでご紹介!

区分・投資用マンションを相続!売却すべき?相続すべき?

公開日:2022/03/15  最終更新日:2022/04/04


区分・投資用マンションを手放そうとした時、相続と売却という2つの選択肢があります。それぞれメリット・デメリットが異なるため、きちんと把握しておかなければ損失につながる可能性があります。今回は区分・投資用マンションは相続すべきなのか売却すべきなのか、それぞれの特徴とあわせてお伝えするのでぜひ参考にしてください。

区分・投資用マンションを相続するメリット・デメリット

区分・投資用マンションを相続するメリットは、現金で相続するより節税につながる点です。現金は時価によって相続税が決められますが、マンションなど不動産の場合は「固定資産評価基準」によって各市町村が定めます。賃貸用に使っていたマンションだと、貸付割合によって建物の評価額を70%にまで下げることができます。

加えて、「小規模宅地等の特例」に該当すれば200m²までの評価額をさらに50%減額可能です。現金ではなく物件という資産にして賢く次の世代に受け継いでいけるという仕組みになっています。

マンション経営を続ける必要がある

投資用物件には入居者がいるのが一般的です。そのため、相続後は相続された側が新オーナーとなって経営を続けなくてはいけません。マンションは築年数が経過するほど価値が低くなってしまい、将来的に赤字を背負う可能性も考慮しなくてはいけません。相続人がうまく経営する能力を有していなければ、リスクを追わせる結果につながるかもしれないことを考慮しておいてください。

区分・投資用マンションを売却するメリット・デメリット

売却時にはまとまったお金が手に入ります。不動産としての価値が高いと認められた投資用マンションは、想像より高値で売却できるケースもあります。その資産をそのまま維持するか、また新たなものへ有効活用するかなど使い道も自由自在です。また、マンションの管理や入居者との売買契約など煩雑な手続きから解放されます。

売却活動に尽力する必要がある

売却時は自分からさまざまな活動を行わなくてはいけません。売買契約を仲介してくれる不動産会社を探したり物件の価格を定めたりと、順番にこなしていく必要があります。なかなか買い手がつかず売却活動が長引くと、精神的にも肉体的にも負担が大きくなっていくでしょう。

最終的には不動産会社に買い取ってもらうという方法もありますが。買い取りは相場の6~7割ほどの価格になってしまうことを覚えておきましょう。

売却と相続、どっちがいい?

売却と相続にはそれぞれメリット・デメリットがあります。たとえば、相続人の中にマンション経営に関する知識や意欲のある人物がいない場合、相続させることが負担になってしまうことが考えられます。誰が相続するかというトラブルにもつながりかねません。相続人の意思を確認しておくことが重要です。

このようなケースは思い切って投資用マンションを売却し、相続人に均等に現金を配分する方が合理的といえるでしょう。相続する意思が強く他の相続人が合意している場合は、相続した方が節税効果も高くスムーズに進むことが予想されます。自分の意思だけでなく相続人にとって利益となるかどうかを考え、その時の最善の選択をとってください。そのためにも、あらかじめ話し合いで意思を決めておくことをおすすめします。

区分・投資用マンションを相続・売却する際のメリットとデメリットを比較しました。所有者だけでなく相続人の意向を汲み、最も適切な判断を下すことが大切です。投資用マンションを相続すると今後は運営に関わっていかなくてはいけません。そのことを理解したうえで、相続したいという人がいる場合相続人全員で話し合って検討していきましょう。

サイト内検索
記事一覧