投資用マンションを売却するときは実績豊富な仲介業者を選ぼう
投資用マンションを所有していても、収益性に難があるのなら、もしくは、新しく物件を取得したい考えでいるのなら、手放すことも必要です。そのために、仲介サービスを活用するのが手の内ですが、どこでもいいワケではないので、しっかり下調べしましょう。
実績をしっかり調べてから任せること
投資用マンションを購入したにも関わらず、売却するのはなぜでしょう。理由はいろいろあるでしょうが、老朽化してしまえば大規模修繕費がかさみ、家賃収入のほうが低下することもあります。収益性を考えるのが投資家の目的です。
もちろん、築古物件ならばリフォームで空室リスクをなくすこともできるでしょうが、初めての投資用マンションならば、資金も限りがあるでしょう。個人投資家にとっては、売却して別の物件に『買い換える』のがおすすめできるようです。そこでポイントになるのが、売却するときは仲介業者に任せるということです。
初めてのことばかりならば、知識不足によって売却損となりかねません。もちろん、条件としては実績豊富な仲介業者の選定です。今や、サラリーマンでさえも不動産投資をしていることもあり、たくさんの投資用不動産会社が存在しています。もちろん悪徳となる仲介業者がいないとは断言できないので、存分に比較・検討しましょう。
中には、投資用ワンルームマンションに力を入れている、そうしたピンポイントのサービスをウリにするところもありますから、特徴をしっかり把握しましょう。
まず安心したいのならば、物件を購入したときの不動産業者に相談をしてみることですが、初めての不動産投資であり、あまり付き合いがない場合もあるでしょうし、この機会に別の仲介業者を探したい場合もあるでしょうから、紹介してもらったりインターネットから情報を集めてみましょう。
誠実な対応をしてくれる担当者なのか
仲介業者を選ぶにしても、どこでもいいワケではありません。任せるところによって売却価格に一割ほどの差が出る場合もあるようです。大金が動く不動産売買での取り引きでは、たった一割が数百万の差になるのも事実です。
実績豊富であるのか、一社でも、一人でも多くの担当者と直接会って話しを聞くことは大前提です。単純ですが、売却に関しては『誠実』に対応してくれることが重要になります。そこに、高く売るためのプランが提示されるならば実績豊富なことが伺い知れるでしょう。
初めてのことですから、率直に、どれだけの金額で売れるのか聞いてみましょう。実績豊富であれば、その根拠も示してくれます。というのも、仲介は売却までの期間が買取よりも長期化しがちですが、それだけに売却額は高めになる特徴があるからです。その金額に納得できるならば、任せてみてもいいでしょう。
独自の強みや交渉力があるかどうか
投資用マンションを売却するにも、注目すべきは独自の強みであったり、ターゲットは誰なのかといった点です。取り扱う物件、それにどれだけ力を入れているのか違いも見えてきます。
例えば、投資効率を具体的な数値で把握させてくれることや、今、海外の投資家の存在が話題になっていますが、海外の顧客対応もしているのは魅力的ではないでしょうか。実績でいえば、購入を希望するニーズと物件情報をマッチングさせる独自システムを導入している仲介業者もいます。
利益損失の最小化を考え、スピード売却を考えるのならば、こうした独自の強みを活かすところがおすすめです。また、こうした内容に付加価値をつけるのが『交渉』だともいいます。セールストークが上手い、そうした交渉力を持っている担当者を選ぶことも利益損にならないポイントになります。
投資用マンションを売るときは、まずは損にならないために助っ人となる仲介役を考えなければなりません。個人投資家で、しかも初めての場合には、個人では納得できる利益が見込めないこともなきにしもあらずです。
そのため、実績豊富となるところに任せることが最善策だともいわれています。その場合には、どのようにして見極めるべきなのか、それは担当者の人柄となる誠実さであったり、独自の強みを持つ内容から見極めてみましょう。