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マンション売却前のリフォームはどうする?リノベーションとの違いは?

公開日:2022/07/01  最終更新日:2022/07/08


マンション売却時に少しでも高い売却価格とするために、リフォームを検討する人も多いかもしれません。しかしながらリフォームしたからといって、マンションを高く売れるわけではありません。今回はマンション売却前のリフォームの必要性や、マンションにおけるリフォームとリノベーションの違いについてご紹介します。

マンション売却前のリフォームは基本的にしない

リフォームをしたうえでマンションを売却した方が高く売れる、と考える人もいるかもしれません。

しかしながら、以下のような理由より、売却前のリフォームの必要性はあまりないといえます。

■リフォーム価格が売却価格に反映されない

リフォームしたうえでマンションを売却する場合、リフォーム費を含めた価格で売れなければ、結果的に損してしまいます。リフォーム内容によりますが、マンションのフルリフォームには数百万円かかります。当然リフォームされていない物件と比較すると、リフォームした物件は売却価格が高くなるため、売りにくくなります。希望価格で買い手が見つからないと価格を下げなければならないため、最終的に損する可能性があります。

■リフォームによって売れなくなる

マンションを購入してから自分の理想どおりにリフォームをしたいという買い手にとっては、かえって売却前のリフォームがデメリットとなります。リフォームが買い手の理想ではない場合は、候補から外れてしまうなど売れにくくなってしまいます。

リフォーム、リノベーション、クリーニングの違いや費用

売却するマンションを綺麗にする方法はリフォームだけではなく、リノベーションやクリーニングもあります。

それぞれの違いと費用について、以下のとおり解説します。

■リフォームについて

水回りやキッチンなどの設備、外壁塗装などを新築時の状態にする工事がリフォームとなります。費用はリフォーム箇所によって異なり、キッチンのリフォームは約10〜30万円、外壁塗装は約150〜300万円となり、その他トイレ、洗面所、浴室の水回りのリフォームを加えると、約200〜500万円が相場となります。

■リノベーションについて

リフォームと異なり、リノベーションは既存物件の新築時より機能性を高めて住みやすくする工事を指します。費用面はリフォームよりも高額で約600〜1,000万円がリノベーション費用の相場となります。ただし、買い手が求めているリノベーションにならない可能性があるため、売り手の主観だけでリノベーションを判断しない方がよいでしょう。

■クリーニングについて

リフォームやリノベーションと異なり、クリーニングは低コストで売却価格をアップできる効果が期待できます。クリーニングは設備や構造はそのままですが、プロによる清掃作業によって家中がきれいになります。中古マンションの売却前にクリーニングをしておき、内覧時に綺麗な印象を与えられれば、売却価格の交渉に良い影響をもたらします。クリーニングは数万円で可能なので、売却前には出来る限り行うことをおすすめします。

信頼できる不動産会社を探そう

マンション売却前のリフォームについて悩む以前に、そもそも中古マンションの売却は初めてという人が多いことでしょう。満足いくマンション売却とするためには、信頼できる不動産会社を探さなければなりません。信頼できる不動産会社が見つかるまでは、複数の不動産会社に相談してみましょう。それぞれの不動産会社から提案を受けるなかで、親切で誠実な対応をしてくれる会社が見つかるかもしれません。

 

買い手には自分でリフォームをしたいという人も多いことから、マンション売却前のリフォームの必要性は高くありません。またリフォームしたからといって、売却価格に良い影響があるとは限りません。リフォームやリノベーションは高額な費用がかかるため、マンション売却前には、低コストで綺麗になるクリーニングがおすすめです。マンション売却を有利に進めるために、信頼できる不動産会社を探すことも重要となります。

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