【東京】区分投資マンション・ワンルームマンション等の収益物件の売却投資相談におすすめの会社を比較ランキングでご紹介!

リバースモーゲージって何?リースバックとの違いを解説!

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/09/05


不動産を活用して資金を得る方法の一つにリバースモーゲージがあります。リバースモーゲージは自宅を活用するのが特徴ですが、きちんと仕組みを理解したうえで活用する必要があります。金額の大小はありますが、お金にかかわる要素のため仕組みを理解するのが重要です。そこで本記事では、リバースモーゲージの仕組みを解説します。

リバースモーゲージとは

リバースモーゲージとは、自宅を担保として金融機関に提供し、担保に出した物件の価値に分の融資を受け取れる仕組みです。受け取った融資は最終的に返済しなければなりませんが、物件の所有者が亡くなり、土地と建物を売却した費用を返済に充てるケースが一般的です。

なお、融資は物件の価値に応じて上限に達するまで定期的に受けられます。物件を売却していない状態のときは、受けた融資に対して返済しなければならないのは利息分のみとなっており、物件・土地の売却後に元本を返済します。リバースモーゲージは、老後資金を貯めたい人、シニア層の生活資金を確保する目的に考えられた仕組みのため、物件に住み続けられるようになっているのが特徴です。

リバースモーゲージのメリット

リバースモーゲージのメリットは、引っ越す必要がないことでしょう。通常、物件を売却したら所有権が買い手に移るため、そのまま同じところに住み続けることはできません。しかしリバースモーゲージは物件を売却しているわけではなく、あくまで物件を担保に出しているだけです。

そのため所有権は移行が発生せず、引っ越す必要がないのです。また、借り入れ期間中は元本の返済が必要なく、利息分のみの支払いになるため毎月の支出を抑えられるケースが多いです。融資は一括で受け取る方法もあれば、年金のように毎月一定額受け取る方法もあります。

さらには担保の上限に達するまで、自由に融資を受ける方法もあります。一括で融資を受け取った場合、リフォーム資金として活用するのも選択肢の一つでしょう。最終的には物件と土地を売却した資金で返済するため、それまでは自由に融資を受けられるのが魅力だといえます。

リースバックとの違い

リバースモーゲージと混同されがちなのが、リースバックです。それぞれ不動産活用に関する言葉であることは同じであるものの、大きな違いがあります。

まず、リースバックの場合、不動産を売却し、買取業者と売却した物件に対して賃貸借契約を結ぶ仕組みです。つまり、借入が発生せず、担保も不要です。ただし、物件を売っているため所有権が移転します。自分自身の所有物ではなくなる点に注意しなければなりません。

一方、リバースモーゲージは土地と建物を売るわけではなく、担保にするのが特徴です。担保として出すだけのため、所有権が移転せず、自分自身の名義で土地と物件を残せるのです。ただ、融資を受けているため最終的には返済しなければならないことや、所有者が亡くなったら土地と建物は売却するのを前提としているのが注意点でしょう。

つまり、自宅を売るのか、自宅に対して融資を受けるのかによってさまざまな違いが生じるのです。どちらの仕組みが良いかを判断するのは簡単なことではないため、利用を検討している場合は不動産会社に相談するようにしましょう。

まとめ

リバースモーゲージは、金融機関に対して自宅を担保として渡し、その分の融資を受ける仕組みを指します。融資を受けるため最終的には返済が必要になりますが、まとまったお金を手に入れつつ、同じ家に住み続けられることが魅力の仕組みでしょう。ただし、所有者が亡くなった後は土地と建物の売却を前提としているなど注意点もあります。仕組みを正しく理解し、後悔のない選択をしましょう。

サイト内検索
記事一覧